100%実体験 言葉の使い方講座

タイトル通り100%実体験から例題を出しています。何かのお役に立てれたら嬉しいです。

『またね』の使い方

ミニチュアダックスのケンくんが先日亡くなった
17歳 人間だと84歳 
17歳のお誕生日会をした夜からケンくんは体調を崩してしまった 呼吸が荒くなり通院する事になった
同時に認知症にもなったようでぐるぐる同じ場所を止めるまで歩き回るようになった
夜中もぐるぐる回るので心配だった
ママ「そろそろママと一緒に寝ませんか?」
抱っこして一緒に布団の中へ でもまたぐるぐる
そんな日々が続いていたら急にご飯も水も大好きなおやつも食べなくなった
手作りで何種類もご飯を用意して並べてみても食べようとしない 
点滴をするしかなくなった

獣医さん「覚悟してください」

わかってるよ わかってるけどわかりたくない
涙が溢れて止まらない 

神様お願い どうかケンくんとまだまだ一緒にいさせて下さい

日に日に痩せていくケンくん とうとう立ち上がれなくなってしまった 
何もしてあげられない 優しく撫でる事しかできない 
「良くなりますように良くなりますように」から祈る言葉も「どうか苦しまないようにどうか苦しまないように」に変わっていった
受け入れなくてはいけない ダメだ無理だ でも受け入れなくちゃいけない 無理だよ 嫌だよ ずっと触れていたい 抱っこしていたい 

ずっと一緒にいたいそんな気持ちの繰り返し 

    

     ケンくんが虹の橋を渡った 

 
とうとうこの日が来てしまった そうか ケンくん虹の橋渡っちゃったか ケンくんにもう会えなくなるのか もう触る事もできなくなるのか ケンくん 寂しいよ ケンくん 悲しいよ ケンくん まだまだ一緒にいたいよ 

 

娘ちゃんが以前フェルトで作ったオムライスの服にみんなで寄せ書きをしてケンくんに着させて パパがいつも着ていたパーカーにケンくんを包んで火葬をした
「ケンくんまたね‼️ずっと大好きだよ‼️」と書いた

また会える 信じてる 沢山の幸せを有難う

子供達がケンカをしたら真っ先に吠えて叱ってくれた 
パパが浮気して1人ソファーで寝ている時ケンくんはパパから離れず一緒に寝ていた 
近所のドーベルマンが吠えたら歯もないオムツのケンくんは立ち向かって吠え返していた
失恋した友達が家に来た時はその子の横に座り心配そうに見上げて一緒に話を聞いていた
娘が産まれた時「ママどこからこの変な生き物買ってきたの?」って顔してた
息子が産まれた時「ママまた変な生き物買ったの?」って顔してた
小学校に入学して初登校の日 不安だからケンくんと一緒に行きたいと息子くん ケンくんと一緒に息子を送り出した

沢山の思い出達 忘れられない日々 愛おしい存在 

毎朝 写真のケンくんに手を合わせる 

「ケンくん 天国で楽しく遊んでますか?走り回ってますか?ご飯いっぱい食べてますか?

ケンくん またね‼️ずっと大好きだよ‼️」

 

またねはまた会いたい時やまた会えるのを楽しみにしている時に使うと良いでしょう