100%実体験 言葉の使い方講座

タイトル通り100%実体験から例題を出しています。何かのお役に立てれたら嬉しいです。

『言わない』の使い方

昨日母さんから泣きながら電話がきた
母さんの友人が膵臓の手術をして2ヶ月もの間入院していた 十二指腸なども切除していた それを母さんに言わないでいた もう大丈夫と言っていたけど母さんは気になっている 本当に大丈夫なのか気になっている 母さんの友人は一年前に遠くに引っ越してしまった 中々気軽に行ける距離ではない
たまたまどうしているか気になって電話したら話してくれたようだ 
言った所で母さんが病気を治せる訳ではないが きっと寄り添いたかったんだと思う
「何で言わないの 1人で生きて行こうとしないで」と言った母さん
友人は「連絡しようとしたけど泣いちゃうと思って 私自身強くいられなかったから」と言った
心配かけたくないから言わなかったようだ
つらさを分かち合いたかった 1人でつらい思いをさせたくなかった母さん
母さんの友人には私もかなりお世話になった 入退院を繰り返していた時 母さんが来られない時は子供達の面倒をみてくれていた 
母さんの友人なんて言い方しているけれど 私の恩人でもある 私も話を聞いたら悲しくなり涙が出た
自分のつらさを言わない人 わかっていた だから余計に涙が出た
ご飯の用意など大変だろうから おかずなど送り以前マンゴーが好きだと言っていたのでマンゴーも手配した こんな事くらいしかしてあげられない 無力だ

 

世の中には言わないでいる思いやりというものが存在している
相手に迷惑をかけたくない 心配をかけたくない つらくさせたくない気持ちがそうさせている
祖母が癌になった時 手術をしたが予想時間より早く終わった 開腹したら広範囲に転移していてもう無理ですと判断されてすぐ閉じてしまった 
祖母には言わない事にしようと叔父さんが言った 祖母は助かると思いながらしばらくして亡くなった
お見舞いがつらかった 隠している 何を話そう
「退院したら遊びに行こうね」嘘をつく 
ニッコリ笑う祖母 つらい...
言わないが良かったのか 誰もわからない
自分の立場だったらどうかな
ちゃんと言って欲しいか言わないで欲しいか
自分が余命宣告されたら その事を親に言うか言わないか
親が祖母と同じ状況になったら言うか言わないか
相手の事を考えて決断しないといけない 何が正解かなんてわからない

 

 

パパ「なんで息子くん パパと寝ないの?」
息子「遊びはパパ❗️寝るのはママ❗️」
パパ「寝るのもパパがいい‼️」
息子「ヤダよ❗️潰すし❗️臭いし❗️寝言うるさいし❗️いびきうるさいし❗️後は...」

パパ「それ以上言わないで‼️それ以上言ったらパパ傷付くよ‼️」

息子「は〜い❗️」

 

言わないとわからない 以心伝心って難しい だから感謝の気持ちや愛情表現は言った方が良い 恥ずかしさを感じる時はイベントを利用すると伝えやすい 父の日母の日誕生日勤労感謝の日敬老の日バレンタインデーホワイトデー結婚記念日様々なイベントがある 
言わない思いやりも存在している 何が正解かわからないけれど 自分が大切な人に同じ事をされて 何で言わなかったの? となる間柄なら言った方が良いのではないでしょうか。...でもその人の性格にもよりますね...正解は...わかりません...。